エベレチ・エゼ 写真:Getty Images

 3年連続でプレミアリーグで2位に終わっているアーセナル(イングランド1部)は開幕戦でマンチェスター・ユナイテッド(同1部)と対戦。コーナーキックの流れからイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリがゴールを記憶して白星発進を飾った。

 悲願のタイトル獲得に向けてアーセナルは念願だったストライカーのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュや、スペイン代表MFマルティン・スビメンディ、U-21スペイン代表DFクリスティアン・モスケラなどを補強。その一方で、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツが負傷離脱したことから攻撃強化に動くとみられている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルは日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレス(イングランド1部)のイングランド代表MFエベレチ・エゼを獲得する見込みだという。

 アーセナルはクリスタル・パレスに6000万ポンド(約119億円)超えの移籍金を支払う予定だという。同選手にはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も関心示し、数日前から積極的な交渉を続けていたものの、確定はしていなかったようだ。

 イングランド代表として12キャップを誇るエゼは、昨季の公式戦43試合に出場して14ゴール11アシストを記録してクラブのFAカップ優勝にも貢献。同選手はトッテナムよりも過去に下部組織へ在籍したアーセナルへの移籍を決断したようだ。