
ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属MF松澤海斗が、V・ファーレン長崎時代のチームメイトであり、現在闘病中のMF名倉巧に対してメッセージを送ったほか、将来的な日本代表入りの可能性に言及している。
名倉は体内に悪性腫瘍が発見されたことによる病気療養のため、7月から長期離脱。長崎の公式発表を受けて、サンフレッチェ広島などJリーグ他クラブが続々と支援活動を実施しているが、もちろん長崎時代のチームメイトである松澤も気にかけている。ベルギー『HBVL』で8月20日に掲載されたインタビュー記事によると、松澤はSTVV加入後、髪の毛をカットし坊主頭にした模様。これについて、本人は「名倉がどんな状態で病気と闘っているのか考えると、僕が頭を剃るのは大したことではない」と述べたという。
その松澤は2025年夏に長崎からSTVVへ移籍。自身初の海外挑戦で「早くレギュラーを掴みたい。全試合でプレーし、できるだけ多くのゴールとアシストをマークしたい。10ゴール決めたいね」と、壮大な目標を掲げている。
また、同選手は将来的な日本代表入りを意識。「来年(のFIFAワールドカップ北中米大会)は厳しいね。でも、2030年には代表でプレーしたいと思っている。そのためには、STVVで一生懸命練習しなければならない」と気を引き締めている。
STVV移籍決定翌日の6月29日に入籍を発表した松澤。入籍の証人である名倉のためにも、海外挑戦1年目での活躍にむけて意気込んでいる。