同じコストで多くの作品を生み出す
ショートドラマの市場・需要の成長は現在、どのような状況なのか。
「中国とアメリカが先行し、日本では今、様々なプレイヤーが勃興し、急成長している市場です。日本だけでなくグローバルで勃興し、次の映像エンタメ市場の主役となると考えております」
従来の民放放送局のテレビドラマは、テレビ局が企画し、スポンサー企業から集める資金で大勢のキャスト・スタッフを起用して撮影し、地上波やネットで流すという形態が主流だが、縦型ショートドラマは、テレビドラマとどのような点が異なるのか。
「ショートドラマは隙間時間のエンターテイメントですので、展開が1時間ものドラマよりも速い点が最大の違う点です。また、撮影にかかるスタッフ数や期間も大幅に短くなっています。その分、同じコストで多くの作品を生み出すことができます」
では、収益モデルは、どのようになっているのか。
「1話ごとの課金になっています。いかに次のエピソードに課金していただけるかが勝負どころです」
(文=BUSINESS JOURNAL編集部)