
Jリーグの移籍ウィンドウ最終日に電撃退団の可能性も考えられるところだ。FC東京所属MF安斎颯馬は8月17日に開催された自クラブのイベント『ビッグフレームス交歓会』に姿を見せなかった模様。SNSでの異変も指摘されるなど、移籍の噂が飛び交っている。
現在22歳の安斎は、FC東京の下部組織、青森山田高校、早稲田大学を経て、2024年にFC東京とプロ契約を締結。すでに2023年に特別指定選手としてJ1リーグ戦デビューを飾っているが、プロ1年目はリーグ戦31試合の出場で4ゴールと結果を残していた。
2025シーズンもここまでリーグ戦13試合でスタメン出場するなど、6月までは全試合でピッチに立っていたが、6月25日の横浜F・マリノス戦以降はわずか1試合の出場に。8月16日開催の湘南ベルマーレ戦でもベンチ外となるなど、直近2カ月間での序列低下が顕著だ。
そんななか、同選手は19日までにインスタグラムアカウントのアイコンを変更したほか、FC東京の公式インスタグラムアカウントのフォローを解除。在籍選手がシーズン途中にクラブ公式SNSアカウントのフォローを外すことは異例であるだけに、移籍の可能性も考えられるところだ。
FC東京は2025年6月以降の移籍ウィンドウで、DF木村誠二をベルギー1部KVCウェステルローへ完全移籍により放出したほか、DF木本恭生(サガン鳥栖)や日本代表GK野澤大志ブランドン(アントワープ)など複数選手を放出している。サイドバックでもプレー可能な安斎の去就に注目が集まっている。