【ハノイ時事】環境配慮型の素材開発や製品製造、販売などを手掛けるTBM(東京都千代田区)は12日、ベトナムIT大手FPT傘下のFPT IS(ハノイ)と、企業の脱炭素経営を包括的に支援することを目的とした戦略的協業に関する覚書を結んだと発表した。
提携を通じてFPTが提供する温室効果ガス排出量プラットフォーム「VertZero」と、TBMの環境配慮型素材「ライメックス」を組み合わせ、ベトナム国内外の企業における脱炭素戦略の最適化や温室効果ガス排出量削減、炭素排出実質ゼロ(ネットゼロ)の達成に貢献していく。
TBMとFPTは両社の顧客に対し、双方の製品やサービスを共同で提案。互いのソリューションを提案できる体制を整えることで、温室効果ガス排出量の算定、報告から削減までのプロセス全体を一貫して支援できるようになる。(了) (記事提供元=時事通信社) (2025/08/13-13:30)