義母の発言にムカついたことがある人も少なくないはず。義母の仰天発言ほど、怒りと無力感を同時に呼び起こすフレーズはないかもしれません。悪気はない、おそらく本当にない…けれど、その“天然の地雷”のような発言に、心の中では「は!?」と叫んだことがある人もいるでしょう。
そこでSirabee取材班は、義母の仰天発言について聞いてみました。
■嫁にもらってやった
「昔、義母と何かで少し言い合いになり、そのときに『嫁にもらってやったのに…』的なことを言われたから『もらって下さいなんて一度も言ってない。あんたんとこの息子が、『○○さんを下さい』ってうちに頼みにきたんだ』って事実を言い返した。
言い返す言葉がなかったのか真っ赤な顔で震えてた。その後、離婚したからこの義母との縁も切れて清々している」(30代・女性)
■家事育児は女の仕事
「義母が昭和脳すぎる。昔の価値観を押し付けてくるからダルい。未だに家事育児は女性の仕事と思っている。共働きで家事育児を全部やったら倒れるわ。
専業主婦だった義母には働きながら家事育児する大変さがわからないんだろうな。義母に何も反論しない旦那にもムカつくけどね」(20代・女性)
■初孫は男の子がいい
「妊娠報告をしたとき、キラキラした目で『初孫は男の子がいいわ』って言われてびっくりした…。今どきそんなこと平気で言える人間いるんだ? 性別って自分で決められるものじゃないしね。
そんなに男の子がほしけりゃ自分で産みなよとしか言えない。生まれたのは女の子だったから、たいして喜んでなかったね」(30代・女性)
義母の発言に対してムカつくのは、悲しさと怒りが重なるからです。そしてそれが、愛情や親しみという名のもとに行われるからこそ、境界線があいまいになり、気づいたときには深く傷ついてしまっているのです。だからこそ、大切なのは“まともに受け取らない力”です。無理に距離を縮めようとせず、礼儀正しく、でも冷静に境界線を守る…それが義母との関係を保ちつつ、自分の心を守る一番の方法かもしれません。
・合わせて読みたい→孫を溺愛する義母からのビデオ通話要求が迷惑な嫁 本音を伝え関係に亀裂が…
(文/Sirabee 編集部・ 美佳)