お風呂は疲れを癒やし、気分を切り替える大切な時間である。じっくり浸かって一日の疲れを取る人もいれば、必要最低限で済ませる人もいるようで…。

■約3割「自分は長風呂派」

Sirabee編集部が全国10〜60代の男女669名に調査を実施したところ、「自分は長風呂なほうだと思う」と答えた人は全体の26.6%にとどまった。

自分は長風呂なほうだと思うグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

全体的には短時間で入浴を済ませる人が多く、長風呂派は少数派という結果となった。日々の生活スタイルや入浴に求める目的の違いによって、お風呂に費やす時間は変わるのだろう。

■長風呂でリラックス

長風呂をよくする20代女性は、「仕事で疲れた日は、湯船に30分以上浸かって体を温めています。入浴剤を入れて音楽を流すと、それだけで体も心も癒やされる気がするんです。じっくり汗をかいていくと、肩まわりのこりがほどけていくのがわかります」と述べた。

長風呂をすると睡眠にいい影響があると感じているそうで、「お風呂に長く入る日は必ず水分を取り、のぼせないようにぬるめのお湯にしています。また湯船の中でストレッチをすると、伸びやすいんですよね。しっかりと長風呂を堪能した後は、深く眠れている気がします」と続けた。

■時間がもったいない

一方で長風呂が好きではない40代男性は、「長風呂は苦手ですね。湯船に長く浸かっているとのぼせてしまうし、時間がもったいないと感じます。家にいる時間は、少しでも休みたいんです。入浴は『清潔にするためのタスク』なので、リラックスタイムとは考えられなくて…。そのために、サッと済ませたいんです」と語る。

シャワーだけの日も多いようで、「平日は、どうしてもシャワー中心になってしまっています。湯船に入ったほうがいいとはわかっているのですが、できるだけ早く出たいんですよね。お風呂にゆっくりと入るのは、温泉旅行など特別なときだけです」とも話していた。