
元スウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリンは先日、同国1部マルメFFを契約解除により退団。8月中旬に浦和レッズ移籍に向けての交渉が報じられているが、本人はマルメ退団時点で自身の去就について語っていた。
スウェーデン『EXPRESSE』が8月16日に報じたところによると、浦和はテリンの獲得に向けて交渉中。すでに1年契約でオファーを提示したが、選手サイドは2年契約を望んでいる模様。浦和が用意した年俸額には触れていないものの、去就の決定は選手サイドの意向次第とみられる。
一方、テリンはマルメとの契約を2027年まで残していたものの、7月末に双方合意のもと契約解除でマルメを退団。1,600万スウェーデンクローナ(約2億4,400万円)の契約金受け取りを放棄したと報じられているが、スウェーデン『fotbollskanalen』が伝えたところによると、本人は自身の今後について「スウェーデンではプレーするつもりはない」と、海外移籍を明言していたとのこと。この時点で、すでに水面下で浦和との移籍交渉が進んでいた可能性も考えられる。
現在33歳のテリンは、身長189cmで右利きのストライカーであり、かつてアンデルレヒトやバイエル・レバークーゼンに在籍。スウェーデン代表の一員として2018年開催のFIFAワールドカップ・ロシア大会でプレーした実績を持っている。
マルメには2022年3月から再び所属していたが、2024年まで3シーズン続けてスウェーデン1部リーグで2桁ゴールをマーク。絶対的ストライカ-として活躍も、2025シーズンはリーグ戦16試合の出場でわずか3得点という結果に終わっている。