
昨季から指揮を指揮するエンツォ・マレスカ監督のもとでプレミアリーグでは4位フィニッシュとなったチェルシー(イングランド1部)だが、カンファレンスリーグでは優勝。さらに、今夏に開催されたクラブ・ワールドカップでも優勝を果たしている。
そして、17日に行われたプレミアリーグ開幕戦で日本代表MF鎌田大地が欠場したクリスタル・パレスと対戦。最後までパレス守備陣を崩すことはできずにスコアレスドローに終わった。
そのチェルシーでは守備の要であったイングランド代表DFリーバイ・コルウィルが練習中に前十字靭帯断裂の大怪我。そのなかで、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、チェルシーはインテル(イタリア1部)に所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・バストーニの獲得に興味を持っているという。
センターバックでもプレー可能なオランダ代表DFヨレル・ハトを今夏に獲得したチェルシーはバストーニの獲得に向けて移籍金5000万ユーロ(約86億円)のオファーを提示したという。しかし、インテルは即座にこのオファーを拒否したようだ。
アタランタ下部組織出身のバストーニは2019年夏にインテルへ正式加入すると、ビルドアップ能力の高さや対人プレーの強さを武器にレギュラーとしてクラブの複数タイトル獲得に貢献。昨季も公式戦57試合に出場して2ゴール6アシストを記録していた同選手だが、再アプローチをする可能性があるというチェルシーへ移籍することはあるのだろうか。