ネイサン・コリンズ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグでクラブ史上最低の15位でフィニッシュ。捲土重来を目指す今季に向けて、ブラジル代表FWマテウス・クーニャやカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコと攻撃陣を中心に補強を敢行した。

 そのユナイテッドは17日に行われたプレミアリーグ開幕戦でアーセナル(イングランド1部)と激突。クーニャやエンベウモの新戦力2人が違いを見せたものの、13分にイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリにコーナーキックから失点を許して0-1で敗れた。

 イギリス『デイリー・メール』によれば、黒星発進となったユナイテッドはブレントフォード(イングランド1部)に所属するアイルランド代表DFネイサン・コリンズ(24)をモニタリングしており、関心を強めているが、選手の売却を先に行わなければいけないようだ。

 加えて、ブレントフォードは今季から主将となったコリンズの売却に極めて消極的だという。また、開幕戦で不安定な守備を露呈したリバプール(イングランド1部)と、トーマス・フランクが新たに就任したトッテナム・ホットスパー(同1部)も目を光らせているようだ。

 アイルランド代表として30キャップを刻むコリンズは、2023年夏にウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)からブレントフォードに加入。高いアスリート能力を生かした圧倒的な対人能力を武器に開幕戦のノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)戦でもフル出場していたなかで、移籍することはあるのだろうか。