誰かに「あなたって芯があるね」と言われたとき、シンプルに嬉しくないでしょうか。流されず、揺るがず、自分を持って生きる姿勢は多くの人に信頼と安心感を与えます。一方で、芯のある人になりたいと思いながらも、具体的にどうすればそうなれるのかわからない人も少なくありません。
そこでSirabee取材班は、芯のある人間になるために必要なことを聞いてみました。
■価値観を明確にし信念を持つ
「芯がある人ほど、自分が大切にしていることが明確だったりする。あとポリシーを持って、一貫性のある言動を取ってる。
こういう人ほど自分を客観視できているのか、感情に振り回されないし、自分なりの尺度を持っているし、相手の立場で考える視点も持っているから、人間関係でミスることが少ない気がする」(30代・女性)
■柔軟性を持ち意見に流されない
「柔軟性は大切。でも他人の意見に流されるのは違う。自分を持ってるは流されない。
他人の意見に流されないためにも、自分の頭で考えてロジカルに組み立てたり、言語化したりする練習って結構大事だと思う」(20代・女性)
■無駄に群れない
「今までの経験上、無駄に群れる人ほど、ひとりになったとき何もできない残念な人。自分なりに考えて行動して、いろんな経験を積んだ方が芯はできる。
いつも誰かの指示待ち、誰かに丸投げ…では人間的に頼りないだけでなく、周りはあなたが何がしたいのかわからずイライラする」(30代・女性)
“芯のある人間”とは、決して生まれ持った気質ではありません。それは、自己理解を深め、小さな選択に責任を持ち、他者と誠実に向き合う、という積み重ねの中で育まれるものです。逆に言えば、今自分には芯がないと感じている人も、日々の習慣と意識によって、確実に芯を育てていくことができます。「自分はこうありたい」と願い、そこに向けて小さな選択を積み重ねていく…それこそが芯のある人間への確かな一歩なのではないでしょうか。
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(文/Sirabee 編集部・ 美佳)