ルベン・アモリム監督 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグでクラブ市場史上最低の15位でフィニッシュ。エリック・テン・ハグ前監督からのバトンを受け取ったルベン・アモリム監督も最後まで立て直すことはできなかった。

 2年連続で低迷しているユナイテッドは巻き返しを目指す今季に向けて、大金を投じてブラジル代表FWマテウス・クーニャとカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコを獲得。次なる補強として中盤強化に動いているとみられている。

 ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)でプレーするカメルーン代表MFカルロス・バレバの獲得に動いているとされているユナイテッドだが、イギリス『サン』によれば、獲得失敗した場合の代替案としてスポルティングCP(ポルトガル1部)でプレーするデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンドをリストアップしているようだ。

 アモリム監督はスポルティング時代にヒュルマンドを主将に任命するなど、そのリーダーシップとメンタリティを高く評価している模様。加えて、ブライトンがバレバに1億2000万ポンドのプライスタグを設定しているなかで、同選手はその半額の5000万ポンドでの獲得を計画しているようだ。

 そして、ユナイテッドは残りの資金でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)を今季限りで退団することを明言したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの獲得に充てる可能性があるとのこと。プレミアリーグ開幕がもう間も無くとなっているなかで、ユナイテッドはどのような動きを新たに見せるのだろうか。