長谷川健太監督 写真:Getty Images

 名古屋グランパスは8月16日に行われた明治安田J1リーグ第26節で、浦和レッズに1-2で敗北。J1残留争いに巻き込まれているなか、長谷川健太監督の責任論、解任論を外国人ジャーナリストが唱えている。

 6月28日のサンフレッチェ広島戦を最後に、リーグ戦で白星から見放されている名古屋。浦和戦では7分、FW小森飛絢に先制ゴールを許すと、32分にはMFマテウス・サヴィオにゴールネットを揺らされる。66分にDF原輝綺のゴールで1点差に迫るも、途中出場のFW永井謙佑やFW浅野雄也らが得点を奪えず、リーグ戦3連敗を喫した。

 試合後、Jリーグの移籍市場に精通しているジャーナリストのダニーロ氏は、「名古屋はJ1リーグ直近15試合でわずか4勝。なんという失敗だ…しかもその原因はこの無能な監督にある」と批判。長谷川監督の責任論を唱えると、「彼は今まで見てきた中で、最も恥ずかしい監督のひとりだ」などと、監督交代の必要性も訴えた。

 名古屋は浦和戦での黒星により、7勝7分12敗。J2降格ラインの18位横浜F・マリノスから勝ち点4差の16位に沈んでいるが、浮上のきっかけはつかめていない。

 また、2025年夏の移籍ウィンドウでは、KVコルトレイクから元日本代表DF藤井陽也を再び迎え入れたほか、東京ヴェルディからFW木村勇大を完全移籍により獲得。フルミネンセより期限付き移籍加入のFWレレは、FIFA(国際サッカー連盟)の規定により、公式戦でのプレーが不可。すでにブラジル2部アトレチコ・ゴイアニエンセが同選手の獲得を公式発表しているだけに、ブラジル人アタッカーの獲得を巡って強化部の責任も問われそうだ。