警察は絶賛、しかし市民の反応は「現代版かかし」
当局が手放しで賞賛する一方で、一般市民の反応は少し冷ややかだ。
警察関係者は「近くで見れば本物の人間ではないことは明らかだが、警察がいるという認識だけで、大きな抑止力になる」と分析する。しかし、ネット上ではこのホログラム警察官を「現代版のかかし」と揶揄する声が相次いでいる。
さらに、「警察官の幽霊が徘徊しているなんて、気味が悪い。怖くて公園に近づかなくなったから犯罪が減っただけでは?」といった皮肉めいたジョークも飛び交う始末だ。「一体何を考えているんだ」という書き込みもあり、その奇妙な見た目が人々に与える印象は、必ずしもポジティブなものだけではないようだ。
未来のセキュリティを担うテクノロジーとなるか、それともただの奇妙なオブジェとして終わるのか。韓国警察のユニークな挑戦は、まだ始まったばかりである。
参考:Oddity Central、ほか
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