モルテン・フレンドルップ 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗戦。セリエAでも2位に終わると、コッパ・イタリアでも準決勝でミラン(イタリア1部)に敗れて最終的に無冠に終わった。

 昨季限りでシモーネ・インザーキ監督が退任したインテルは、新指揮官にクリスティアン・キブ監督を招へい。中盤の強化としてローマ(イタリア1部)のフランス代表MFマヌ・コネの獲得を目指していると報じられていた。

 イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、インテルはローマとのクラブ間での話し合いが順調に進んでいたものの、突如として交渉は打ち切られたという。このことを受けて、インテルはプランBの獲得に切り替えるという。

 そのターゲットがジェノア(イタリア1部)に所属するデンマーク代表MFモルテン・フレンドルップだという。2022年1月にジェノアへ完全移籍した同選手は高いボール奪取能力能力と高水準なキック精度を武器に昨季もセリエA35試合に出場していた。

 そのフレンドルップに対してインテルは長期間にわたってモニタリングしていたとのこと。ジェノアは2028年夏まで契約を結んでいるデンマーク代表MFに関して移籍金2000万ユーロ〜2500万ユーロを求める方針だというが、アタランタ(イタリア1部)でプレーするナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンの獲得交渉が難航するなど、補強プランが停滞しているインテルだが、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。