
イングランドの元ストライカー、ドン・グッドマン氏(2003年引退)が、今2025年夏にEFLチャンピオンシップのバーミンガム・シティへ渡った日本代表FW古橋亨梧の評価について当初の考えを覆す発言をしたようだ。
スコットランドメディア『The Celtic Way』は、イングランドで複数のクラブに所属し、1998年にはサンフレッチェ広島に在籍していたグッドマン氏の、古橋の移籍に関する印象を紹介した。
同氏は古橋の加入に当初は「移籍金が高額すぎる」と疑問を抱いていた。しかし、試合で古橋のプレーを直接目にし、その評価を大きく改めたようだ。
グッドマン氏は「正直に言えば、高額な移籍だと考えていた。だが実際にプレーを見て、本当に素晴らしいと感じた」と率直に語った。さらに「非常にわくわくさせる存在になる。バーミンガムのファンが彼の献身的な走りを称賛しているのを肌で感じた。とにかく走ることをやめず、ディフェンダーが嫌がる背後への動きを繰り返して攻撃を広げていた。古橋自身もクラブも良いシーズンを迎えるはずだ」と続けた。
元セルティック(2021-2025)所属の古橋は、今夏にリーグ・アンのスタッド・レンヌからイングランド2部のバーミンガムへ移籍した。古橋は新天地でこれまでに2試合に出場しており、8月14日に行われたEFLカップで同リーグに所属するシェフィールド・ユナイテッド戦(2-1)でクラブ加入後初ゴールを決めた。
古橋はバーミンガムで、セルティック時代の元同僚であるMF岩田智輝とともにプレーしている。さらに、クラブの監督はかつてセルティックのブレンダン・ロジャーズ監督のアシスタントを務めたクリス・デイビス監督が率いている。