ドゥシャン・ブラホビッチ 写真:Getty Images

 バルセロナ(スペイン1部)は昨季から指揮したハンジ・フリック監督のもとでラ・リーガとコパ・デル・レイの2冠を達成。連覇を目指す新シーズンに向けてエスパニョール(スペイン1部)からスペイン代表GKジョアン・ガルシアと、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)からイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを獲得した。

 現地時間16日に日本代表FW浅野拓磨が在籍するマジョルカ(スペイン1部)とのラ・リーガ開幕戦を控えているなかで、バルセロナでは昨季もラ・リー34試合で27ゴールを記録したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが今月21日に37歳を迎えるなど、キャリア最終盤に突入している。

 サウジアラビアからの高額オファーを拒否したとも言われているレバンドフスキの後継者獲得に向けて、バルセロナはユベントス(イタリア1部)のセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチの獲得に興味を持っていると、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 そのブラホビッチはフィオレンティーナ(イタリア1部)でのブレイクを経て、2022年1月にユベントスへ加わると、190cmの体格を活かして懐の深いボールキープやポストプレーの巧みさを武器に昨季も公式戦44試合で17ゴールを記録していた。

 しかし、ユベントスは来夏に契約満了となるブラホビッチの売却を望んでいる模様。しかし、現時点での市場は停滞していることから同選手のユベントス残留雨の可能性が高まっており、キャリアを適切な環境で続けられる本当のオファーがなければ、トリノの地に残ることがベストだと考えているようだ。