僧侶の“カレー坊主”こと吉田武士氏が16日までに、公式Xを更新。お盆に際し、お墓での「本当にある怖い話」を明かし、反響を呼んでいる。
■「1人で行かないで」
お盆も終盤だが、この時期にお墓参りに行くという人は多い。
吉田氏は「お盆。本当にある怖い話です」と切り出し、「墓参りは出来れば2人以上で行ってください。人のいない墓地はとくに1人で行かないほうがいいです」と呼びかける。
その理由について、「真夏のお墓は石焼きオーブンです。草むしりするだけで熱中症にもなります。お墓で倒れると発見も遅れて危険です」と説明。「できるかぎり、早朝夕方に、水分、同伴者もお忘れなく」と注意喚起している。
■昨年も呼びかけ
近年の猛暑続きで、お盆の時期の墓地はかなり危険な状況に。吉田氏は昨年も同様の呼びかけをしていた。吉田氏自身も、過去に寺の境内の墓地で、70代ぐらいの男性がぐったりしているのに気付いて、救急車を呼んで応急処置をした経験があるという。
連日のように危険な暑さが続くなか、直射日光を浴び続ける墓石の表面温度はかなりの高さになる。
さらに墓地は日陰になる場所や、休憩できるようなベンチなどがあまりないうえに、街から離れた場所に多いこともあり、万が一の際に人が呼べないというリスクも。やはり、日が陰っているうちに、複数人でお参りに行くのがよさそうだ。
■「大変だった」「一度危なかった」
吉田氏の呼びかけに、ユーザーは「マジでガチのホラーかと思って読んでたら、マジでガチのホラー(物理)だった」「洒落怖じゃなく、本当に怖い話だった」と反応。
「確かに開けてて日陰が少ない、蓄熱している墓石が林立している場所だものなぁ…」「石には熱がこもっているかもしれないので、曇りの日でもない限り、早朝のほうが良いかも知れませんね」との意見も。
また、「何年か前、お父さんが熱中症で座り込んじゃって大変だったよ」「これ本当にそう。日陰がないから自覚以上に消耗します、私も一度危なかった」という経験談や、「そうしたくても、一緒に行ってくれる人が居ないんですよね…。ある程度の年齢になったら、お盆のお墓参りは取りやめにしようと思ってます」と考える人も見受けられた。