ロイク・バデ 写真:Getty Images

 インテル(イタリア1部)は昨季のチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗戦。セリエAでも2位に終わると、コッパ・イタリアでも準決勝でミラン(イタリア1部)に敗れて最終的に無冠に終わった。

 クリスティアン・キブ新監督率いる新シーズンに向けて、インテルではフランス代表DFバンジャマン・パバールに退団の可能性が浮上している模様。ガラタサライ(トルコ1部)が関心を持っており、移籍金1500万ユーロ〜2000万ユーロ(約25億7,000万円〜約34億3,000万円)を求めるようだ。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、インテルはパバールが退団した場合の後釜としてセビージャ(スペイン1部)に所属するフランス代表DFロイク・バデの獲得に興味を持っているという。ただ、同選手には複数クラブが関心を示している状況だという。

 インテルは当初、パルマ(イタリア1部)に所属するU-19イタリア代表DFジョバンニ・レオーニの獲得を目指していたという。しかし、同選手はリバプール(イングランド1部)への移籍が決定的となっており、その代替案としてバデに白羽の矢が立ったようだ。

 フランス代表として1キャップを刻むバデは、フランス複数クラブでのプレーを経て、2022年12月にセビージャへ加入。ビルドアップ能力の高さや空中戦の強さを武器に昨季もラ・リーガ32試合に出場していた。