カルロス・バレバ 写真:Getty Images

 プレミアリーグのリバプールは移籍市場で複数ポジションの補強を進めており、現在は新たに左ウイングやセンターバックの獲得候補を精査しているようだ。

 そんな中、クラブは中盤の強化にも着手しており、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属するMFカルロス・バレバが候補として浮上している。

 リバプールはアルネ・スロット監督の下で昨2024/25シーズンにローテーション起用が中心だった日本代表キャプテンMF遠藤航は、32歳を迎えて去就が不透明な噂も流れた。

 リバプールは契約が2027年までの遠藤の現状を踏まえ、将来を見据えた補強が必要と判断している。バレバは現行のチームのシステムに適合する人材と評価されており、遠藤の後継候補としてアンフィールド行きの可能性が取り沙汰されている。

 UKメディア『CaughtOffside』の報道によれば、リバプールはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティ、ニューカッスル・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパーとともに、バレバ獲得を目指す7クラブの一つとされている。

 中でもユナイテッドはルベン・アモリム監督の要望で同選手を最優先ターゲットに設定しており、代理人と接触済みだが、現時点では正式なオファーには発展していない。

 世界的な大手スポーツメディア『ESPN』のUK版によると、ブライトンはバレバに対し1億2000万ユーロ(約205億円)という高額な移籍金を設定し、他クラブからの引き抜きを阻止しようとしているようだ。

 さらに同メディアは、バレバ自身も現状に満足しており、今夏の移籍よりも来年に動く可能性の方が高いと伝えている。