チェルシー 写真:Getty Images

 今2025/26シーズンのプレミアリーグが、いよいよ8月16日からの週末に開幕し、イングランド各地で試合が行われる。昨シーズン優勝を果たした日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは、リーグタイトルの連覇を狙う中、指揮官アルネ・スロット監督が開幕を前に他クラブの戦力について言及した。昨シーズンのリバプール指揮官就任から順調な滑り出しを見せているスロット監督だが、今シーズンは厳しい競争を予想しているようだ。

 スロット監督は、昨シーズン終盤にUEFAカンファレンスリーグ優勝、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得、さらに夏に行われたFIFAクラブワールドカップ2025制覇を達成したチェルシーを、高く評価しているようだ。

 これらの実績により、チェルシーとサポーターには大きな自信と勢いが生まれている。同クラブの今シーズンの開幕戦は17日に日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスと対戦予定。

 UKメディア『talkSPORT』によると、スロット監督はチェルシーについて「昨シーズンすでに彼らがリーグ優勝すると思っていた。非常に質の高い戦力を持ち、シーズン序盤から上位にいた。選手層の厚さ、個々の能力、そして優秀なエンツォ・マレスカ監督を擁しており、昨シーズン複数のトロフィーを獲得したことがその証拠だ」と述べている。

 さらにスロット監督は「チェルシーは昨シーズンは途中で苦しい時期があったため、リーグ終盤まで優勝争いに加わることはできなかった。しかし、今夏は再び補強を進めており、私の見立てでは今シーズンのリーグタイトルを争うチームのひとつになる」と語った。

 現状のチェルシーの好調ぶりを踏まえると、この見解に異を唱える声は多くないのではないだろうか。