東京ヴェルディの下部組織で育ち、2019シーズンには高校2年生ながら飛び級でトップチーム昇格を果たしたMF山本理仁。足元の技術とパス精度の高さを武器に主にボランチでプレーしており、2019シーズンから4年間でJ2リーグ通算104試合に出場、3ゴール5アシストを記録。チームの司令塔として活躍し将来を期待されていたが、2022年7月にG大阪へ完全移籍した。

そのわずか1年後の2023年7月には、ベルギーのシント=トロイデンVVへ期限付き移籍。G大阪は当初この移籍に難色を示していたが、最終的には山本の意思を尊重し移籍が実現した。

移籍後の2023/24シーズンは28試合に出場したが、翌2024/25シーズンは18試合と出場機会がやや減少している。チーム状況やオファー次第では、山本がG大阪へ復帰する可能性も考えられる。

松本泰志 写真:Getty Images

松本泰志(浦和レッズ)

昌平高校(埼玉県)初のプロサッカー選手として注目を集めた浦和レッズのMF松本泰志。高校卒業後はサンフレッチェ広島やアビスパ福岡、セレッソ大阪など複数クラブでの経験を経て、今シーズンから浦和へ完全移籍で加入した。

ボランチを主戦場とする松本は、止める・蹴るといった基本技術の高さに加え、豊富な運動量で攻守をカバーするバランサー。運動量では国内でも群を抜いている印象だ。試合後の走行距離ランキングでは常に上位にランクインしており、広い守備範囲と高い貢献度でリーグ屈指のボランチと評される。

今シーズンの浦和では、リーグ戦24試合出場3ゴール2アシストを記録。しかし、直近4試合では途中出場で、開幕当初と比べると出場機会は減少傾向だ。G大阪が主力補強として松本をリストアップしている可能性はあるだろう。


マテウス・ジェズス 写真:Getty Images

マテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎)