
アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は昨季のラ・リーガで一時は首位に立つなど絶好調だったものの、最終的に3位フィニッシュ。今夏にアメリカで開催されたクラブワールドカップではグループステージ敗退に終わっていた。
巻き返しを目指す新シーズンに向けて、アトレティコはすでにスペイン代表MFアレックス・バエナやアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ、アルゼンチン代表FWティアゴ・アルマダなどを補強。タイトル獲得に向けて、完全移籍に移行したフランス代表DFクレマン・ラングレなど7人の新戦力が加わった。
スペイン『マルカ』によれば、アトレティコは今夏の移籍市場に満足しているものの、重要な放出があれば今夏にドリブラーの獲得に動く可能性を残している模様。その候補として、ユベントス(イタリア1部)のアルゼンチン代表MFニコラス・ゴンザレスとともに、レアル・ソシエダ(スペイン1部)の日本代表MF久保建英に最も高い評価をしているようだ。
2019年夏にFC東京からレアル・マドリード(スペイン1部)へ移籍したものの、EU圏外枠の関係でスペイン複数クラブへのレンタル移籍を経験した久保は2022年夏に完全移籍したソシエダで才能が開花。昨季も卓越したボールコントロールを生かしたドリブル突破などを武器にラ・リーガ36試合で5ゴールを記録した。
なお、プレミアリーグやセリエAからの関心を集めているアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナと、プレミアリーグで高い評価を得ているイングランド代表MFコナー・ギャラガがアトレティコを退団しうる選手となっているようだ。