13日に行われた夏の甲子園1回戦、新潟代表・中越高校vs東東京代表・関東第一の一戦。その試合中、カウントを勘違いするという珍しいシーンが映し出され、ネットで話題を呼んでいる。
■中越2番手・石山愛輝の快投
中越は序盤に1点を挙げるも、後攻・関東第一に逆転され1対3のまま試合は6回の攻防に。
その裏、もう1点もやれない中越は先発投手・雨木天空から2番手・石山愛輝に投手交代し、テンポよく2アウトを取った。
■三振と勘違いし…
ここで打席に立ったのは関東第一の礒野龍我。石山は3球ボールを先行させてしまうも、その後ストライクゾーンに鋭いストレートを2球投じ、フルカウントに持ち返す。
しかし、石山は2ストライク目をとった瞬間、「三振」と勘違いし自軍ベンチに向かって走り出してしまったのだ。高校球児らしい全力ダッシュが裏目に…。
■「ああああ…カウント間違いましたね」
この珍しいシーンに、中継の実況アナは「ああああ…あれ!? カウント間違いましたね。エッヘッヘ…(笑)」と笑いを隠せず、カメラに映った中越の監督、ベンチ選手も仲間の凡ミスに思わず笑顔。
マウンドに慌てて戻った石山は審判、相手ベンチに一礼した後、女房役である捕手・仲丸陽大に向け恥ずかしそうに笑っていた。
■ネットで反響「素晴らしい球だった」
緊張を一瞬緩和するほっこりムードが球場を包む中、石山はこの回を0点でピシャリ。最終的に関東第一が後半に得点を加え1対6で試合を制している。
ネットではこの珍シーンが話題を呼んでおり、「石山くん、落ち着け!」「ちょっと和んだ」といった声のほか、「ベンチに帰りたくなる素晴らしい球だったよ」「素晴らしい直球でした」と石山を賞賛する声も散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)