大阪湾の不調が続く中、神戸空港ではアジや良型サバが釣れているとの情報をキャッチ。フグの猛攻や潮の変化に翻弄されつつも、表層でのテクニカルなアジングで20cm級のアジをキャッチすることができた。
●兵庫県のリアルタイム天気&風波情報
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)
神戸空港でアジング釣行
釣行前日の金曜日、友人との連絡で神戸空港でアジとサイズのいいサバが釣れているらしいという。
この話題が出た背景には今年の大阪湾の不調具合にある。今年は例年に比べてアジが殆ど釣れていない。ここ数年の傾向からみても例年の1/3程度である。単に筆者の腕が落ちただけと言われれば仕方ないかもしれないが、個体数やサイズも落ちているのは腕が悪いという証明にはならないだろう。
友人と相談した結果、噂の検証も兼ねて神戸空港に行ってみることになった。ただ当日は友人が仕事の都合上で21時入りとのことなので先に食事を摂ってからポイントに入ろうとなり神戸市内の行きつけのラーメン店で合流、出発とした。
激流に苦戦
予定通り21時に神戸空港の親水護岸のポイントに到着。流石の週末でこの時間でも4割は埋まっている感じだ。先行者が何名かいたが狙っていた場所に入ることができた。久しぶりの神戸空港の釣りにワクワクすると同時にリグを組むのも早くなる。
まずは定番の1.5gのジグヘッドでキャスト。風は穏やかだが……。着水と同時に激しくラインが右に走った。西から東への超激流。1.5gですらボトムを取れないどころかどんどん流されていく……。これは想定外。
友人に20cmアジヒット
先行者の方と話をしていると夕方はサビキで釣れていたようで、夕方からスタートしているがアジングではアタリが出ていないとのこと。これは状況的にはかなり厳しい。しばらくすると潮の流れが落ち着いてきた。速いことは速いが1gでもなんとか中層付近までは落とせるレベルになってきた。