全体に塩を振る際、特に頭とヒレには「化粧塩」として多めに塩を振りましょう。これには焦げ防止の効果があります。頭やヒレはどうしても焦げやすい部分なので、塩を多めに振ることで、焦げるのを防ぎ、美しく仕上がります。

4. 片面が完全に焼けるまで動かさない
焼いている最中に何度もひっくり返したくなりますが、実は何度も動かすと中まで火が通りづらくなります。
特に焼き始めは、片面にしっかりと香ばしい焼き目がつくまで動かさず、その後に返すようにしましょう。

5. 遠火でじっくり焼く
食べたい気持ちが先行して、つい強火で急いで焼いてしまいたくなりますが、鮎を骨まで美味しくいただくためには、遠火でじっくり焼くことが大切です。
私の目安としては、1尾あたり30〜40分ほどかけて焼いています。
みなさんも炭火で鮎の塩焼きを楽しんでみてくださいね!

<加藤知哉/TSURINEWSライター>