
昨季はカルロ・アンチェロッティ前監督のもとで無冠に終わったレアル・マドリード(スペイン1部)は、今季からクラブレジェンドであるシャビ・アロンソ氏を招へい。新監督体制で挑んだクラブワールドカップでは準決勝で昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に敗れていた。
そのマドリードは今夏にスペイン代表DFディーン・ハウセンや、イングランド代表DFアルバロ・カレーラス、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを獲得。怪我人が続出して崩壊していた最終ラインを中心に補強を行った。
そのなかで、イギリス『デイリー・メール』によれば、マドリードは日本代表MF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)のイングランド代表MFアダム・ウォートンを注視している模様。将来の補強候補として継続的にスカウトを派遣しているようだ。
昨年6月にイングランド代表デビューを果たしたウォートンは昨年2月にブラックバーン(イングランド2部)からパレスへ加入。高精度の左足のパス精度と卓越したボールコントロールを武器にパレスの中盤において欠かせない存在へと成長している。
ただ、イングランド代表MFにリバプール(イングランド1部)やマンチェスター・シティ(同1部)、マンチェスター・ユナイテッドも関心を持っており、争奪戦に発展する可能性があるとのこと。今夏にクロアチア代表MFルカ・モドリッチが退団したマドリードだが、どのような動きを見せるのだろうか。