7日放送の『Nスタ』(TBS系)では、猛暑で気になる、食品や調味料の「常温保存」について特集。出水麻衣アナウンサーが、実際に常温保存していた調味料に「起こったこと」を打ち明け、視聴者の反響を呼んだ。
■「常温」って何℃?
味噌や砂糖、料理酒、海苔など、さまざまな食品や調味料は「常温保存」とされているが、猛暑が続くなか、エアコンを切って外出すると、室内も高温となってしまう。
そもそも「常温」の定義について、厚生労働省では「外気温を超えない温度」と想定。一方、食品メーカーの想定では、江崎グリコは「15~30℃」、カゴメは「28℃」など、各社によって少し違いがあるとのことだ。
■調味料の保存は
家事アドバイザーの矢野きくの氏によると、玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、さつまいもなど、基本的に常温保存できる野菜の適温は10~25℃で、暑さでは傷みやすいため、キッチンペーパーで包んで野菜室で保存するとよい。
また、しょうゆ、酢、みりんは常温保存でよいが、減塩タイプのしょうゆやだし醤油、みりん風調味料などは、開封後は必ず冷蔵保存する。料理酒も、長く使いたい場合には冷蔵保存がおすすめだという。
味噌は25℃以上で変色や風味が落ちることがあるため、冷蔵保存、または冷凍保存するとよいとしている。
■「生きてる来訪者が…」
「七味唐辛子」は、乾燥しているため、一見、常温でも影響がないようにも思えるが、矢野氏によると、ものによっては「開封後要冷蔵」となっているものもあるため、パッケージを確認したほうがよい。
これには、出水アナが「盲点ですよね。出しっぱなしですよね…」と反応し、「(冷蔵庫に)入れなかったら、しばらくしたら…ちょっと“生きてる来訪者”がなかに入ってて、七味が“八味”ぐらいになっていたときはありました」と告白。
コメンテーターの肉乃小路ニクヨは、思わず「えっ?」と声をあげ、井上貴博アナウンサーが「それって、どのくらい置いておいたんですか…?」と恐る恐る質問。出水アナは「…結構ですね…」と笑っていた。