今月5日、農林水産省の広報担当者がインスタグラムを更新し、職員のある1日の業務の様子をVLOGとして投稿。その内容が「誠実」と話題となった。

【動画】1日の業務を紹介

■「ある1日」に密着

担当者は「農水省職員のある1日の密着VLOGです。イベント直前で少し忙しいですが、頑張りますね!」と動画を投稿。

動画は、子供向けの霞が関見学イベントのための準備をした日の様子で、「9:30 登庁してすぐメールをチェック」「9:50 こども霞が関デーで配る資料を印刷」「11:00 印刷終了」「11:20 スタッフ用名札の作成」「12:10 お昼休み」と続く。

■退勤時間は…

昼食後、業務を再開し「13:00 午後もイベントの準備していくよ!」「14:00 印刷の場所エアコンなくて暑い」「15:00 配布セットを5,000個作ります!」と準備に追われていることを説明。

「18:00 残っていた業務を片付けていくぜ」と、イベント準備以外の業務に取りかかり、「21:00 動画編集 short動画1本作るのに大体3~5時間ぐらいかかります」と、SNS投稿用の動画の作成も始める。

「21:45 業務終了」と仕事を終えたことを報告し、「22:00 お疲れ様でした」と締めくくっている。

■「よっぽど誠実」「嘘がなくて好き」

人事院によると、国家公務員の勤務時間は、一般的に1日あたり7時間45分となっている。近年では、各省庁がワークライフバランスを重視して改善に乗り出しているものの、やはり多忙で残業が多いイメージがある。

SNSに投稿する動画でも、22時近くまで仕事をしている様子を明かしたことに、ユーザーからは「当たり前のように22時まで残業」「めっちゃ残業してて草」などのツッコミが。

一方で、「嘘で18:30退勤にしちゃうより、よっぽど誠実」「農林水産省、SNS用動画でも当たり前に夜22時まで残業してて『誠実』すぎる」「嘘がなくて好き」「正直でよろしい」といった好意的な声や、「これ、霞が関的には早く帰れたから正直に書いちゃったんだろうな」などと推測する人も見受けられた。

■1日の業務を紹介

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ