
プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表選手を巡り、今2025年夏の移籍市場で大きな動きが起きており、選手の住環境の変化も注目を集めているようだ。
UKメディア『The Guardian』によると、ニューカッスルに所属するFWアレクサンデル・イサクが住んでいたポンテランドの賃貸住宅が市場に戻され、新たな入居者が求められていることが明らかになった。引っ越し業者のバンが自宅で目撃されており、この物件は数週間前から市場に出されているようだ。イサクは2022年にラ・リーガのレアル・ソシエダからニューカッスルに加入した際、この物件を借り始めていた。
イサクはニューカッスルから1億5000万ポンド(約298億円)と評価されており、リバプールが同選手獲得に向けて1億1000万ポンド(約219億円)のオファーを提示したが、ニューカッスル側は拒否したようだ。しかし、移籍実現に向け妥協点が見つかる可能性は高いとの見方もある。ただし、この移籍の成立にはニューカッスルが少なくとも1人のストライカーを獲得することが条件となるようだ。
イサクは移籍への強い意向を示しており、7月下旬のシンガポールと韓国でのプレシーズンツアーを欠席した。これを受けてエディ・ハウ監督は、イサクに単独での練習を命じている。同監督はまた、練習場でのバーベキューからも同選手を締め出した。
同メディアによると、ハウ監督は「本当にこのクラブでプレーしたい選手だけを望む」と明言しており、8月18日のアストン・ビラとの開幕戦でイサクを起用しない方針を示している。
プレミアリーグ86試合で54ゴールを記録しているイサクは、昨2024/25シーズン23ゴール、2023/24シーズンも21ゴールを挙げるなど安定した得点力を誇る。リバプール以外にも欧州の強豪クラブが獲得に関心を寄せているとも伝えられている。