
昨季のプレミアリーグを制したリバプール(イングランド1部)は2連覇に向けて大型補強を敢行。クラブ史上最高額でドイツ代表MFフロリアン・ビルツを獲得したほか、フランス人FWウーゴ・エキティケの獲得にも大金を投じた。
オランダ代表DFジェレミー・フリンポンとハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズを獲得するなど、両サイドバックの補強にも成功したリバプールは10日に行われたコミュニティー・シールドで日本代表MF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)と対戦。新戦力のエキティケとフリンポンがゴールを記録したものの、PK戦の末に敗れていた。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、リバプールは守備強化に動いており、クリスタル・パレスとの現行契約が来夏に満了となるイングランド代表DFマルク・グエイの獲得に動いており、すでに個人合意に至った模様だ。
2021年夏にパレスへ完全移籍して以降、ビルドアップ能力の高さと高いリーダーシップを武器に昨季はクラブ史上初のタイトル獲得にも貢献したグエイの獲得に向けて、リバプールとクリスタル・パレスのクラブ間交渉は進行しており、移籍金3500万ポンド(約69億8,000万円)前後で決着するとみられている。
なお、リバプールはパルマ(イタリア1部)に所属するU-19イタリア代表DFジョバンニ・レオーニの獲得も目指しているとのこと。同選手は昨季のセリエA17試合に出場しており、すでにリバプール移籍にゴーサインを出しているようだ。