エベレチ・エゼ 写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで絶不調陥たこともあり、17位でフィニッシュ。その一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では優勝して今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 そのトッテナムは今夏にアンジェ・ポステコグルー前監督を解任してブレントフォード(イングランド1部)からトーマス・フランク監督を招へい。しかし、新シーズンに向けて攻撃のタクトを振るっていたイングランド代表MFジェームズ・マディソンがプレシーズンマッチで長期離脱の負傷を負った。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、トッテナムは韓国代表FWソン・フンミンも退団したことを受けて、日本代表MF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)でプレーするイングランド代表MFエベレチ・エゼの獲得を目指しているという。

 イングランド代表として12キャップを誇るエゼは、昨季の公式戦43試合に出場して14ゴール11アシストを記録してクラブのFAカップ優勝にも貢献。10日に行われたコミュニティシールドのリバプール(イングランド1部)戦でもスタメン出場していた。

 今夏にアーセナル(イングランド1部)やリバプール(同1部)からの関心も浮上していたエゼは、移籍に前向きだが、設定されていた契約解除金の期間が過ぎていることから、交渉はパレス次第になるとのこと。同選手はCL出場を強く望んでいることをパレスに伝えたようだが、交渉はまとまるのだろうか。