“神”の正体は、宇宙人だったのか?
では、一体誰が、何のために私たちのDNAにメッセージを埋め込んだのか。マクコフ氏は、「彼らはとっくの昔に滅び去ったのかもしれないし、今もどこかで生きているのかもしれない。それは未来の課題です」と語る。
この壮大な仮説は、古代宇宙飛行士説とも共鳴する。古代の神々や奇跡とされてきた出来事が、実は高度な技術を持つ地球外生命体の介入だったのではないか、という考え方だ。もし、私たちの遺伝子コードそのものが「知的設計」による産物だったとすれば、人類が太古から探し求めてきた“創造主”の正体は、神ではなく、遠い星から来た宇宙人だったのかもしれない。
もちろん、この説はまだ科学界の主流から大きく外れた「異端」である。しかし、「10兆分の1」という驚異的な確率が示すものは、あまりにも意味深長だ。私たちの存在そのものが、壮大な宇宙のミステリーを解き明かす鍵を握っている。その可能性を完全に否定し去ることは、誰にもできないだろう。
参考:The Ancient Code、ほか
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