9日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が阪神タイガース・佐藤輝明、東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆、読売ジャイアンツ・岡本和真の3選手に対し、「MLBには行かず日本で勝負してほしい」と提言した。

■佐藤がキャリア初の30号ホームラン

番組は阪神の佐藤が、8日のスワローズ戦で、自身初となる30号ホームランを話題を取り上げる。

タイガースの生え抜き選手で30本以上のホームランを放ったのは、1985年の掛布雅之氏、岡田彰布氏以来なのだそう。

また、セントラル・リーグのホームラン王争いも、2位の森下翔太に大差をつけての1位となっていることが紹介された。

■徳光が佐藤の打撃を絶賛

徳光は佐藤の打撃について「すごいね、佐藤は」とポツリ。続けて「岡本和真と村上宗隆が怪我をせずに存在していれば、佐藤と良い競争になったかもしれません」と指摘する。

さらに「期待している」と語った巨人のリチャードに言及し、「今年の佐藤は手がつけられませんね。軽く打ってセンターバックスクリーンに持っていくでしょ。リチャードもそういうバッターなんだよ」と持論を展開。

続けて「リチャードは軽く打てないんだよ、佐藤みたいに。佐藤もここまで来るには5、6年かかったわけだから、リチャードも我慢して続ければいいんじゃないかなと思う」と期待を寄せた。

■メジャーに行かずに…

今後、メジャー移籍が噂される佐藤・岡本・村上の3選手に徳光は「村上も岡本も、メジャーに行かずにですね、佐藤と3人でホームラン競争をしてもらいたい」と提言する。

アシスタントの石川みゆきが「そこに行きますか。見てみたいな」とつぶやくと、「日本のファンならそう思いますよ」と語っていた。

■3人ともMLB移籍を希望か

3選手はいずれもメジャー志向を持っている模様だ。村上についてはスワローズが今オフ、「ポスティングの行使を許可した」という報道もあり、今シーズン終了後のMLB移籍は確実という声もある。

岡本も今オフのMLB移籍がささやかれているが、今季大怪我をして長期離脱中だけに、微妙な情勢だ。

佐藤についても昨年の契約更改で、球団に将来的なポスティングによるMLB移籍を直訴したと報じられており、FA権を獲得する前に阪神球団が移籍を認める可能性もあるといわれている。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治