学校生活には勉強や部活動、友人関係など、後に思い出となる多くの要素が詰まっている。しかし様々な事情から「行きたくない」「どうしても無理」と感じてしまうこともあるようで…。

■約7割「学校をサボった経験あり」

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「学校をサボった経験がある」と回答した人は全体の69.5%にのぼった。

校をサボった経験があるグラフ
(画像=『Sirabee』より引用)

体調不良や家庭の事情といったやむを得ない理由ではなく、「ただ行きたくなかった」や「遊びたかった」など思って授業を欠席した人は思いのほか多いようだ。

■なんとなく面倒に思い…

親に嘘をついて学校を休んだ経験がある30代女性は、「高校生の頃、朝起きると『今日はなんかだるいな』って思って、そのまま布団から出ずに家でゴロゴロしていました。親には『お腹が痛い』って適当な嘘を言って、ベッドで本を読んだり、昼寝したり、自由気ままな一日を過ごしていたんです」と話す。

出かけるのが面倒に思ったそうで、「その日はちょうど天気も悪くて、どこにも出かける気にならならなかったんですね。そのために、学校に行く意味も感じなくて…。なんとなく一人の時間が欲しい気分でもあったので、結局だらだらして過ごしました」とも語った。

■狙ったわけではないのに休まず

気がつけば休まず高校に通っていた20代男性は、「とくに狙っていたわけではないんですが、気づいたら一度も休まずに卒業まで高校を通っていました。休みたいと思う日がなかったわけではありませんが、なんとなく行くのが当たり前との感覚になっていたのだと思います」と当時を振り返る。

続けて、「授業も苦痛ではりませんでしたし友達と会うのも楽しかったので…、自然と毎日通っていたという感じです。後になって休んでいなかったと知ったときは、少しだけ誇らしい気持ちになりました」とも話していた。

■大人になるとサボれないので

Xでは、「学校の思い出とかサボった思い出しかない。何もない」「大人になったらサボれなくなるんだから、人間一度は学校サボった日の思い出を作るべき」と思い出を語る投稿が。

一方で、「学校まで徒歩30秒だった私は皆勤賞なり」「1学期1回も学校休まなかった」など休まずに学校に通った人もいた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日

調査対象:全国10代~60代の男女694名