7日に行われた夏の甲子園1回戦、三重代表・津田学園vs埼玉代表・叡明(えいめい)高校の一戦。

試合は衝撃のサヨナラ劇で津田学園が制したが、ネットでは叡明の“ブラスバンド演奏”が話題を呼んでおり…。

【話題の映像】一部のファン喜ばせた例の曲は1:19:30〜

■サヨナラで敗れた叡明

序盤、津田学園が相手のミスを誘って得点すると4回までに3得点。一方の叡明も5回、キャプテン根本のタイムリーツーベースなどで追いつくと試合は延長タイブレーク(無死、1・2塁の状態からの攻撃スタート)へ。

11回に両チームが1点ずつを加えさらに延長戦という激戦となったが、最後は12回裏、叡明側のエラーをきっかけに津田学園が1点をもぎ取り、サヨナラ勝ちとなった。

■叡明「ラッキーセブン」の攻撃が話題に

惜しくも初戦で甲子園を去ることになった叡明だが、ネットでは7回表攻撃時のブラスバンド演奏が話題を呼んでいる。

7回、いわゆるラッキーセブンの攻撃、叡明の先頭バッターが打順に立つと、応援するレフト側アルプススタンドからは今まで甲子園で聞いたことがないリズミカルな曲が…。

そう、人気パチスロ機「ジャグラー」でスリーセブンを揃えたビッグボーナス時の曲である。

■「脳汁ドーピング」「ジャグラーは笑うw」と反響

パチスロに詳しいライターのN氏に実際の動画を見てもらうと、「確かにジャグラーの曲。高校生が知っとるんかいと疑問に思いつつ、聞いた瞬間に吹き出しました。20年以上おなじみのBGMです」と嬉しそうにコメント。

ネット上ではパチンコ、パチスロファンを中心に大盛り上がりを見せており、「コレすごいw」「野球部の監督がジャグラー好きなのかな」「ジャグラーは笑うw」と絶賛する声が次々と上がっている。一部ユーザーは、自身が「7・7・7」を引いた時を回顧し「脳汁ドーピング」と表現していた。

■5日にはG1ファンファーレが話題に

5日に行われた同じく一回戦、長崎代表・創成館vs石川代表・小松大谷の一戦では、1回裏・創成館の攻撃開始時に競馬G1レース時(関東)に使用されるお馴染みのファンファーレが演奏され、「素晴らしいセンス」と集まった観客たちを喜ばせた。

酷暑の甲子園スタンドに、ひとときの笑いと心地よい癒しを与えてくれたことは間違いないようだ。