
マンチェスター・シティ(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグでスペイン代表MFロドリを含めた離脱者が相次いだこともあり、4位フィニッシュ。史上初のリーグ戦4連覇から一転して、ジョゼップ・グアルディオラ監督体制で最低の順位となっていた。
そのシティは来季に向けてオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやフランス代表MFラヤン・シェルキなどを補強。その一方で、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「クラブにはそんなことは望んでいないと伝えた」と昨季終盤にスモールスカッド望んでいることを明かしていた。
そのなかで、シティではイングランド代表MFジャック・グリーリッシュにエバートン(イングランド1部)、ブラジル代表FWサビーニョにトッテナム・ホットスパー(同1部)、U-21イングランド代表MFジェームズ・マカティーにノッティンガム・フォレスト(同1部)行きの可能性が浮上している。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、シティは攻撃的な複数選手の退団が迫っていることを受けて、レアル・マドリード(スペイン1部)のブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスの獲得を夢見ている模様。グアルディオラ監督は同選手を高く評価しており、シティは夢のターゲットだと考えているようだ。
そのロドリゴはカルロ・アンチェロッティ監督体制では主力としてプレーしていたものの、シャビ・アロンソ新監督のもとでは序列が低下。マドリードは選手本人が移籍を望めば放出に応じるつもりであり、移籍金として1億ユーロ(約171億7,000万円)を求めているようだ。