
昨季のプレミアリーグを制したリバプール(イングランド1部)は2連覇に向けて大型補強を敢行。クラブ史上最高額でドイツ代表MFフロリアン・ビルツを獲得したほか、フランス人FWウーゴ・エキティケの獲得にも大金を投じた。
オランダ代表DFジェレミー・フリンポンとハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズを獲得するなど、両サイドバックの補強にも成功したリバプールは10日に行われたコミュニティー・シールドで日本代表MF鎌田大地が在籍するクリスタル・パレス(イングランド1部)と対戦。新戦力のエキティケとフリンポンがゴールを記録したものの、PK戦の末に敗れていた。
その試合後、主将であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがチームの補強について言及。「ダルウィンが退団したばかりで、彼はサウジアラビアに移籍した。そしてルーチョも失った。もちろん彼はバイエルンに行った。常に攻撃陣を強化する余地はあると思う。チームバランスという点で、この移籍市場が何をもたらすのか見てみよう」と述べた。
なお、リバプールはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの獲得を標榜。すでに個人合意に至ったとも報じられているが、リバプールが提示した高額オファーはすでにニューカッスルに拒否されたとみられている。
そして、その代替案としてパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするフランス代表FWブラッドリー・バルコラやレアル・マドリード(スペイン1部)に所属するブラジル代表FWロドリゴの獲得に興味を持っているとされている。