マンチェスター・シティ MFジャック・グリーリッシュ 写真:Getty Images

 ナポリ(イタリア1部)はアントニオ・コンテ監督のもとで、2シーズンぶりに昨季のセリエAを制覇。新シーズンに向けてマンチェスター・シティ(イングランド1部)からベルギー代表MFケビン・デ・ブライネをフリートランスファーで獲得している。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ナポリでは昨季のセリエA制覇にも貢献したイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリをアトレティコ・マドリード(スペイン1部)へ売却予定となっていることから、その後釜獲得を目指しているという。

 そして、ナポリはシティで構想外の扱いを受けているイングランド代表MFジャック・グリーリッシュとの契約を目指している模様。しかしながら、エバートン(イングランド1部)も獲得を目指している同選手の年俸1500万ユーロ(約25億7000万円)が障壁となっているようだ。

 アストン・ビラ(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたグリーリッシュは、2021年夏にクラブ市場最高額の移籍金でシティへ加入。しかし、序列を落とし昨季はプレミアリーグ20試合で1ゴールの成績に終わると、クラブワールドカップでは招集外となっていた。

 なお、シティはグリーリッシュ獲得を断念した場合の代替案としてリバプール(イングランド1部)のイタリア代表FWフェデリコ・キエーザやライプツィヒ(ドイツ1部)のノルウェー代表FWアントニオ・ヌサなどをリストアップしているとみられている。