サビーニョ写真:Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで絶不調陥たこともあり、17位でフィニッシュ。その一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では優勝して今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

 そのトッテナムは今夏にアンジェ・ポステコグルー前監督を解任してブレントフォード(イングランド1部)からトーマス・フランク監督を招へい。ガーナ代表MFモハメド・クドゥスやポルトガル代表MFジョアン・パリーニャを補強した一方で、ノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)のイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイトの獲得は土壇場で頓挫していた。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、トッテナムを率いるフランク監督はマンチェスター・シティ(イングランド1部)でプレーするブラジル代表FWサビーニョ(21)を理想的な選手として補強をリクエストしたという。そして、トッテナムはシティとのクラブ間交渉を行っている模様だ。

 アトレチコ・ミネイロ(ブラジル1部)でプロキャリアをスタートさせたサビーニョは2023年夏にシティの姉妹クラブであるジローナ(スペイン1部)にレンタル移籍。卓越したボールコントロールや鋭いドリブル突破などを武器に躍進したクラブを支えた。

 その翌年にシティへ完全移籍で加わると、昨季はプレミアリーグ29試合でゴールは1にとどまったが、アシストは10を記録。もし、クラブ間合意することがあれば、トッテナム移籍に前向きだという同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。