
昨季から指揮を指揮するエンツォ・マレスカ監督のもとでプレミアリーグでは4位フィニッシュとなったチェルシー(イングランド1部)だが、カンファレンスリーグでは優勝。さらに、今夏に開催されたクラブ・ワールドカップでも優勝を果たしている。
そのチェルシーは近年の移籍市場で大型補強を敢行しており、今夏もブラジル代表FWジョアン・ペドロや、イングランド人FWジェイミー・ギッテンス、オランダ代表DFヨレル・ハトなどを補強。次なるターゲットとしてライプツィヒ(ドイツ1部)でプレーするオランダ代表MFシャビ・シモンズの獲得に動いているとされている。
イギリス『ガーディアン』によれば、チェルシーはすでに個人合意に至っているシャビ・シモンズを獲得するために高額な移籍金を支払う可能性が高いとのこと。移籍金は約7000万ユーロ(約120億,000万円)とみられているなかで、選手譲渡をして移籍金を引き下げる動きを見せているという。
ライプツィヒはスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコをマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に売却したことからその後釜探しに着手。4000万ポンド(約79億4,000万円)の市場価値があると見積もっているチェルシーのフランス代表FWクリストファー・エンクンクとの再契約を望んでいるようだ。
2019年夏にライプツィヒに加わったエンクンクは卓越したボールコントロールと高い決定力を武器に2021-22シーズンにはブンデスリーガ年間最優秀選手に輝くと、その翌年には得点王も獲得。その後、チェルシーへと移籍したものの、ドイツ時代のパフォーマンスは影を潜めていたなかで、躍動したクラブへ復帰するのだろうか。