
プレミアリーグのクリスタル・パレスは、昨2024/25シーズンのFAカップを制した勢いのまま、ウェンブリー・スタジアムで8月10日に行われたFAコミュニティ・シールドで、昨シーズンのリーグ王者リバプールと90分間で2-2と決着がつかずPK戦(3-2)の末に下し、大会初優勝を飾った。
この試合でパレスのオリバー・グラスナー監督は、日本代表のMF鎌田大地を中盤で先発起用したが、前半29分に脚の負傷でMFウィル・ヒューズとの交代を強いられた。
試合後、グラスナー監督は「選手たちはまたトロフィーを獲得してくれたのでチームに非常に満足している。今2025/26シーズンの多くの試合数は報酬だと捉えており、我々は勝利を目指し、欧州の舞台にも進みたい。17日行われるチェルシー戦では、今日負傷した鎌田を欠く可能性がある。このような時こそ目標を精査し、適切な選手を見つける必要がある」と語ったことをUKメディア『Sports Mole』が伝えた。
同メディアによると、鎌田の負傷の詳細は不明で、17日の試合前会見で改めて説明される見込みのようだ。
鎌田は昨2024年夏にフリートランスファーでパレスに加入し、昨シーズンは公式戦43試合(リーグ34試合)に出場。昨シーズンのチェルシーとのホーム・アウェー戦(いずれも1-1)にも出場しており、欠場の場合はヒューズやMFジェフェルソン・レルマが、MFアダム・ウォートンと組む可能性がある。
また、パレスの主将DFマルク・グエイは後半アディショナルタイムに足を引きずって交代したが、痙攣によるもので次戦出場に問題はないと監督が説明した。