
リーグ・アンのパリ・サンジェルマン(PSG)は、同リーグのリールからGKリュカ・シュバリエを獲得する可能性が様々なメディアで伝えられている。
UKメディア『Mirror』によると、PSGが支払うシュバリエの移籍金は、4,000万ユーロ (約68億5,477万円)で、最大1,500万ユーロ(約25億7,234万円)のボーナスが設定されており、契約期間は5年間と伝えられている。この補強が決まれば、同クラブは現在所属するイタリア代表のGKジャンルイジ・ドンナルンマ放出の可能性を視野に入れているようだ。
そんな状況の中、昨2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)王者であるPSGは、ドンナルンマに対して複数クラブから入札が殺到する展開を見込んでおり、その中にはプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが名を連ねる可能性がある。ドンナルンマの契約は残り1年で、クラブ側はシュバリエの加入が決まれば、ドンナルンマを放出してもトップクラスのGKを確保できると判断している。
ドンナルンマはPSGとの契約延長を希望していたが、条件面で折り合わず合意に至らなかった。ドンナルンマはチーム内でも高額の給与を受け取っているが、さらなる昇給を要求。現在の月給は85万ユーロ(約1億4,618万円)と伝えられている。
アメリカ大手のメディア『ESPN』によると、PSGはユナイテッドのほか、プレミアリーグのチェルシーやセリエAのインテルからのオファーを予想しており、これら3クラブはいずれもドンナルンマの代理人エンツォ・ライオラ氏と既に接触しているという。
ユナイテッドは今2025年夏の移籍市場で既に2億ポンド(約397億円)超を費やしており、さらなる大型補強には選手の放出が必要とされている。