ロドリゴ・ゴエス 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)は、昨季のリーグ・アンとチャンピオンズリーグ(CL)を制覇。今夏に開催されたクラブ・ワールドカップ(CWWC)では決勝戦でチェルシー(イングランド1部)に敗れていた。

 そのPSGでは昨季の公式戦64試合に出場して21ゴール21アシストの好スタッツを残したフランス代表FWブラッドリー・バルコラに退団の可能性が浮上。日本代表MF遠藤航が在籍し、昨季のプレミアリーグ王者に輝いたリバプール(イングランド1部)が関心を持っているとみられている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、PSGはバルコラが退団した場合の後釜としてレアル・マドリード(スペイン1部)でプレーするブラジル代表FWロドリゴ・後エスの獲得に興味を持っているという。

 そのロドリゴはカルロ・アンチェロッティ前監督体制で主力だったものの、シャビ・アロンソ新監督体制では序列が低下。今夏に開催されたクラブ・ワールドカップではベンチスタートが大半となっており、条件次第ではマドリードも放出を容認すると報じられている。

 トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)やリバプール(同1部)などからの関心も浮上しているロドリゴ。自身が希望する左ウイングにはブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールが確固たる地位を築いているなかで、ロドリゴはどのような決断を下すのだろうか。