
スコットランド1部セルティックは、すでにアルビレックス新潟からDF稲村隼翔、川崎フロンターレから日本代表FW山田新を迎え入れているが、さらなる日本人選手の獲得に向かっている模様。ヴィッセル神戸所属FW宮代大聖が候補のひとりに挙がっており、日本代表FW前田大然の放出を視野に入れた可能性も考えられるところだ。
英紙『デイリーレコード』は8月6日にセルティックの補強戦略を特集。「セルティックは日本市場において未知の存在ではない。新たな移籍の可能性がある」とリポート。同クラブはすでにJリーグでプレーしている複数の日本人選手をリストアップしており、安価な移籍金で獲得できる可能性を探っているという。
また、セルティックの専門サイト『セルティックボーイズ』は8日、同クラブへ移籍する可能性のある選手のひとりに宮代の名前を挙げると、「彼は古橋亨梧が担っていた役割を果たすだけの資質を兼ね備えている」などと、神戸所属アタッカーの得点能力を評価している。
現在25歳の宮代は、2023シーズン終了後に川崎フロンターレから神戸へ完全移籍。加入1年目の2024シーズンに、J1リーグ戦32試合の出場で11ゴールをマークし、J1連覇に大きく貢献するなどブレイクを果たすと、2025シーズンもここまでリーグ戦20試合の出場で9ゴール3アシストと結果を残している。
2025年7月のE-1選手権で日本代表デビューを飾った宮代の今後については、一時アストン・ヴィラ行きの可能性が取りざたされるなど、以前から海外移籍の可能性が。オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであり、日本サッカーに精通しているヘラルド氏は7月28日、Xで「ここ数シーズンにわたりJリーグで素晴らしいパフォーマンスを発揮している宮代は、欧州挑戦の準備ができている」と伝えている。