
トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)は昨季のプレミアリーグで絶不調陥たこともあり、17位でフィニッシュ。その一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では優勝して今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。
そのトッテナムは今夏にアンジェ・ポステコグルー前監督を解任してブレントフォード(イングランド1部)からトーマス・フランク監督を招へい。新シーズンに向けて、日本代表DF高井幸大やガーナ代表MFモハメド・クドゥスを補強している。
イタリア『スカイ』によれば、イングランド代表MFジェームズ・マディソンが長期離脱となったトッテナムは中盤強化に向けてコモ(イタリア1部)でプレーするアルゼンチン代表MFニコ・パスに興味を持っており、移籍金4000万ユーロ(約68億7,000万円)のオファーを提示したという。
しかし、コモは同選手を7000万ユーロ(約120億7,300万円)と評価しており、交渉のテーブルに座るには最低でも6000万ユーロ(約103億1,000万円)が必要だと考えているようだ。卓越したボールコントールと高水準なキック精度を武器に同選手は昨季のセリエA35試合で6ゴール9アシストを記録していた。
なお、同選手には古巣のレアル・マドリード(スペイン1部)が2026年夏に900万ユーロ(約15億4,000万円)、2027年夏に1000万ユーロ(約17億2,000万円)で連れ戻せるオプションを所持。さらに、他クラブからオファーがあっった場合は売却額の半分を手にできるようだ。