ケビン・デ・ブライネ 写真:Getty Images

 ベルギー代表のMFケビン・デ・ブライネが今2025年夏、プレミアリーグのマンチェスター・シティとの契約満了後にフリートランスファーでセリエAのナポリへ加入した。昨2024/25シーズンナポリは欧州大会に出場しておらず、その負担のなさがスクデット獲得に影響した可能性もあるが、今2025/26シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に復帰する。デ・ブライネが今シーズンに向け、リーグ戦とCLの両立に向け語った課題とは何か。

 同選手が移籍先にナポリを選んだ理由について「来るべきだと感じた。若い頃はイタリアでプレーすることを想像しておらず、イングランドでの生活と環境に満足していた」

 「しかし世界各地から多くの選択肢が提示され、家族と話し合った結果、あらゆる面で最良の選択と判断した。これは本能に基づく決断で、言葉では説明しづらい」と語った、とUKメディア『Football Italia』が伝えている

 契約はナポリ加入(6月12日)の数日前に決断しており、手続きの完了を待ちきれなかったことも明かしている。

 クラブのアントニオ・コンテ監督については「非常に率直で、選手に多くを求める人物」と評し、これまで慣れてきた方法や哲学とは異なる指導を行っていると語ったことも同メディアで伝えている。

 また、デ・ブライネは、今シーズンのナポリは各ポジションに2人の選手を揃え、高い強度を保つ編成を整えているとし、リーグ戦とCL両方を戦い抜くためにはバランスを見つける必要があるとも述べている。