暴かれない「パンドラの箱」

 クーハート氏は、議会の一部の有力者たちがこの極秘プログラムの存在に気づき始めているものの、事態はジレンマに陥っていると見ている。

「議会がこの厄介な問題の殻をこじ開けようとするところを、国民に見られたがるとは思えません」。彼は、この問題が公になることへの悲観的な見方を示している。

 米政府が「電気重力」について公に語ったことは一度もない。クーハート氏の主張は、墜落したUFOから未知の技術を回収し、リバースエンジニアリングで自国の兵器を開発するという、長年囁かれてきた陰謀論に新たなリアリティを与えるものだ。

 果たして彼の言葉は真実か、それとも壮大なフィクションか。真偽は定かではないが、この「パンドラの箱」が開けられる日は、まだ遠いのかもしれない。

参考:Daily Star、ほか

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