SOMPOホールディングス傘下のSOMPOケア(東京)は14日、インドの介護人材6人が2日付で入社したと発表した。インド国家技能開発公社(NSDC)の完全子会社NSDCインターナショナル(NSDCI)との協業により現地で育成した1期生で、日本で3週間の研修を受けた後、現場に配属される。

 SOMPOケアは2024年8月、インド介護人材の育成、受け入れに関するNSDCIとの協業を開始。就業希望者を対象に、日本式介護を理解し、専門用語や異文化コミュニケーションを身に付ける約9カ月間の研修を提供している。

 今後、育成人材の数を増やし、年60人規模の受け入れを目指す。入社後のフォロー研修やキャリア支援を強化し、定着促進を図るほか、日本社会が抱える介護人材不足の解決に貢献するとしている。(時事) (記事提供元=時事通信社) (2025/07/14-19:12)