デートスポットとしてもお馴染みの「アートアクアリウム」。3月6日(土)~5月9日(日)の期間で「アートアクアリウム美術館」として初となる春の特別企画「桜金魚 舞い泳ぐ」を開催する。
■光・音・香のオリジナル演出で魅せるアート展
アーティスト・総合プロデューサー木村英智氏が手掛けるアートアクアリウムは、独自にデザインしたアクアリウムに美しく舞う金魚を泳がせ、光・音・香のオリジナル演出で魅せるアート展だ。
特別企画では、桜錦、桜琉金、桜東錦、桜だるま琉金などの桜に因んだ品種の金魚が多数集結するほか、会場全体が桜色の春一色に染まるなど、館内の至る所でアートアクアリウムならではのお花見気分が楽しめる。
「アートアクアリウム美術館」人気作品の1つ“金魚の杜”。等身大以上の水柱が森のように立ち並び、数多の金魚が泳ぐ幻想的な世界を味わえる。彷徨うように歩いて鑑賞していると、水の中の世界と外の世界の2つの異世界の境界線が曖昧になり、浮遊間に包まれる。
金魚コレクションエリアでは、“生きるアート”である金魚を一作品ずつ展示。普段目にすることのない珍しい品種を鑑賞できる。
今回は、桜の花びらをかたどった江戸切子や煌めくクリスタルとファイバーライティングを織り交ぜた神秘的な枝垂れ桜のトンネルが出現。金魚がコレクションされた両サイドの壁から突出した円形のアクアリウムが、一斉に桜色に染まる瞬間には、これまで体験したことのない桜色の神秘の世界が待っている。
アートアクアリウム美術館初登場の“サクラリウム”は、巨大な桜の花に形どられた水槽の中を美しく優雅に舞う桜だるま錦が泳ぐ、この時期だけの限定展示作品だ。金魚の杜の空間と融合し、摩訶不思議な桜色の非現実世界を演出する。
江戸時代の花街を表現した展示スペース“花魁道中”の最後に登場する“巨大金魚鉢花魁”には、桜錦、桜琉金、桜東錦など、桜に因んだ品種の金魚が集結。
まるで江戸の花街の頂点に君臨する花魁が桜金魚が描かれた豪華絢爛な衣装をまとい、訪れる人に圧倒的な美しさを披露しているかのようだ。